老人ホームでは日勤と夜勤の他、早番や遅番などシフト制で業務が組まれていることが一般的ですが、デイサービスは基本的に日中のみの業務です。
そして、デイサービスの仕事は3割弱が送迎業務となっており、その他レクリエーション業務と記録業務、更衣手伝い業務を合わせて4大業務となります。
デイサービスの方が勤務時間が決まっているため、身体的に楽なイメージがありますが、実際働いてみて残業の多さに困惑する人も少なくありません。
デイサービスの業務は4大業務以外にも雑多な業務が多岐にわたってあり、利用者を送り届けたら業務終了というわけにはいけないのが現状です。
送迎後は書類を作成したり清掃したり次の日のレクリエーション準備をしたりする必要があるので、残業になりがちです。
介護職は残業が少ない傾向にあるものの、それを鵜呑みにすると、就職後のミスマッチが起こる可能性が強くなります。
同じデイサービス施設でもスタッフの数が多ければ個々にかかる業務の負担は少ないですし、業務の効率化を図っているか否かでも同様です。
まずは面接時に残業の平均時間を確認しておくと安心です。
その他、会議や研修会など出席必須な会の頻度や、レクリエーション等の企画を行うのが誰かというのも確認しておくといいでしょう。
これらの業務は常勤スタッフのみで、非常勤スタッフは行わないとしている施設もあります。
プライベートの時間を大切にしたい人であれば、残業があって当たり前という職場は避けるのが賢明です。